仕事のモチベーションとは、簡単に言えばやる気のことです。
やる気を高めるには、仕事の意義ややりがいを明確にしたうえで、仕事に対する意識を高めていく必要があります。
仕事のモチベーションを上げるために覚えておきたいのが、動機付け要因と衛生要因です。
動機付け要因とは、仕事の充実感や達成感、自己成長、承認欲求など仕事に対して前向きになる要因を指します。
一方、衛生要因は労働環境や給与、仕事の内容、職場の人間関係など、仕事に対してネガティブになる要因のことです。
そのため、モチベーションを上げるには動機付け要因を高め、衛生要因をできるだけ抑えることが求められます。
とはいえ、衛生要因の減少はなかなか難しいでしょう。
何か不満があった場合には、上司や同僚とよく話し合って少しでも解消を図ることが大切です。
不満を抱えたまま仕事をするほど、モチベーションを下げてしまう状況はないので注意しましょう。
動機付け要因を高めるポイントとしては、外発的動機と内発的動機をバランス良く維持することが重要です。
外発的動機とは、たとえば昇給や昇進、ボーナスといった仕事を通して得られるメリットのことを言います。
もう一つの内発的動機は、自身の中で得られる達成感や好奇心、自己研鑽への意欲などのメリットのことです。
単純に、ある仕事が達成できれば昇給できる、今の仕事にやりがいがあるというだけでは意味がありません。
外部と内面の両方から、メリットが得られるような動機付けを意識すること大切です。
その結果、モチベーションアップはもちろんのこと、維持にも役立ちます。