デスク周りの整理整頓が仕事に影響する

社会全体で片付けブームが起きていますが、これは仕事のパフォーマンスにも大きく影響します。
特にIT業界に多いデスクワークでは、デスク周りの整理整頓が作業効率の向上と密接に関わることが多いです。

IT業界のデスクワークは基本的にパソコンを使用することから、デスクが少し散らかっていてもそれほど困らないイメージがあるでしょう。
しかし、実際には整理整頓されていないデスクで作業をしていると、パフォーマンスが低下するのです。
人の脳は、視界に入っているあらゆる情報を取り込んで処理しています。
そのため、視界に多くの情報が入ってくると、情報の処理に時間がかかってしまうのです。
言い換えれば、デスク周りに物がたくさんあって散らかっていると気も散って、集中力の低下につながります。

一方、仕事ではパソコンを使用すると言っても、仕事に必要な物もたくさんあるでしょう。
たとえばUSBメモリなどデータ関連の機器は、日常的に職場で扱う機会も多いものです。
デスク周りが散らかっていると、いざそうした小さな物が必要になったときにどこにあるかわからなくなります。
せっかくパソコンやネットを高速化しても、こうした作業に余計な時間をかけると作業効率の低下を招くでしょう。
このような理由一つとっただけでも、デスク周りの整理整頓が仕事のパフォーマンスに大きく影響することがわかるはずです。
一人の作業効率が落ちると、職場全体のパフォーマンス低下にもつながりかねません。
IT業界では、特ににそういった一面があるので注意したいところです。